健康は自分でつくるもの、病気は自分で治すもの、死は自分で選ぶもの
21世紀は、生かされる時代でなく、最後まで自分の力で生き抜く時代です。
すべての主体は、あなたです。
あなたが選び、あなたが決め、あなたが実行し、あなたが責任を負うのです。
それが究極の自由ではないでしょうか。
すでに記述したように、医療のインフォームド・コンセント(IC)の考え方は、皆さんがプレーヤー(主体)で、医療者はサポーター(支援者)ということを明確にしました。
そして、きちんとこれを理解し実行すれば、「病気は自分で治すもの」「死は自分でつくるもの」「死は自分で選ぶもの」となるはずです。
ここでは、健康に対する考え方の、一見対極にある「死」について言及したいと思います。
私たち人間は、生物である以上、必ず死を迎えます。
現代では、死を病の延長線上に存在するものとだれもが考えがちですが、それは誤解です。
死とは元来、健康の延長線上に存在するものなのです。
病のために中途で人生が終わるという考え方は、病と闘うためだけに生きている人の考え方です。
私たちは、病であろうとなかろうと、常に健康の追求をし、いま自分がもてる最高の力を出して生きればよいのではないでしょうか。
死がいつ訪れるかば、誰にもわかりませんが、いまが最高という喜びのなかで迎えることができれば幸せだと思います。
それには、常に向上心を失わず、いま以上の未来を創造して常に生きていくことが必要になります。
私たち人間は、抱いた目標に向かって生きる習性があります。
ならばその習性をいかし、人生の有終をどう迎えるかを自分で決めてしまえば、無意識のうちにそれに向かって変化していけるのではないでしょうか。
「死ぬときいちばん元気、歩いて天国に行こう」と、自分の人生の有終をセットすることは、できるはずです。
日常のなかでその変化に気づくのは難しいことかもしれませんが、目標を失わず、その一点を見つめ続ければ、死は健康の延長線上に存在するものと気づくときがくるでしょう。-----
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