「生活習慣」を変えるために必要な意識づけ
基本的に生活習慣は無意識の領域に存在するため、私たちには見えているようでほとんど見えていないのが現状です。
生活習慣病を克服するには、悪しき生活習慣を変えて(リスク・リダクション)、新しい生活習慣を加えて(ヘルス・プロモーション)いかなければなりませんが、その生活習慣のほとんどが意識下に眠っているものなのです。
たとえば、「靴をこれからいつもはいているのと逆にはくようにしてください」といわれたら即座にできるでしょうか。
大抵の人は、そもそも靴を普段どちらからはいているのかさえわからないはずです。
それすらわからない人が、どうやって反対にはくことをすぐに習礎できるでしょうか。
習慣を変えるということは、口でいうほど簡単なことではないのです。
しかし私たちの大半は、子供のころそのトレーニングを受けています。
それが箸のもち方です。
子供のころ箸のもち方で親に「また、箸のもち方がまちがっている。何度いったらわかるの」と、いわれたことはありませんか?
この箸のもち方を習慣化するために、親は一体なにをしたでしょう。
それは意識の反復です。
何度も何度もそれを意識させるために、その都度意識づけをしてそれを習慣化していったのです。
とはいえ、私たちは大人です。
少々おかしな習慣をもっていても、だれもなにもいってくれません。
つまり私たちは、自分で習慣を変えられるよう意識づけをしていかなければならないのです。
変えなければならない生活習慣があっても、急にはうまくいかないと思います。
まず、簡単なトレーニングを積んで、少しずつ大きな生活習慣を変えることができるようにしていきましょう。
生活習慣の克服には、2種類のものがあります。
一つが、たとえばタバコやお酒のように「やめなければならないもの」
つまりリスク・リダクションの習慣化、もう一つが運動などのように「身につけなければならないもの」つまりヘルス・プロモーションの習慣化です。
生活習慣を変える前に、まず意識を反復させ、自分でその克服のためにアイディアを出し続ける自分づくりのメンタル・トレーニングが必要なのです。
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