栄養補助食品の摂取 − サプリメント健康法
現代食の問題点「栄養過剰の栄養失調」のうち、栄養失調の克服、精神的ストレス過剰社会に負けずに生きていくための栄養摂取。
この二つをを理解し、実践することが重要です。
サプリメントの位置づけ
サプリメントは、(1)逆加工食品、(2)食と薬剤のあいだに存在する食品、(3)栄養を補完するヘルス・プロモーター、と位置づけられます。
逆加工食品としての位置づけ
現代食の通常の加工とは逆に「カロリーを削って、不足しているビタミン、ミネラル、ファイバーを温存した」食品がサプリメントです。
「サプリメント suplement」は「追加する」「補完する」という意味をもっています。
現代食で、素材から失われ、加工の際にさらに失ってしまったために不足している栄養素を補給、補完することを目的としてつくり出されたものなのです。
食事と薬剤のあいだに存在する食品としての位置づけ
ビタミンを薬の延長線上でとらえる医学上のビタミン剤は、一つの症状に対し、一つのビタミンがその症状を改善するために働くことを目的としています。
たとえば「口内炎にはビタミンB2」という考え方がそれに当たります。
これに対して、サプリメントは決して病気を治す薬としてとるものではありません。
食事で不足している栄養素を補給し、代謝を改善するための食品なのですから、足りない栄養素を万遍なくとる「マルチビタミン+単品のビタミン」という摂取法が基本です。
「食品」だからといってサプリメントだけで「食事」をすることもできません。
日常性の高さと優先順位では食事に次いでサプリメント、そして薬の順となります。
ヘルス・プロモーターとしての位置づけ
サプリメントはヘルス・プロモーションを実践するためのヘルス・プロモーターでもあります。
先ほどの口内炎の例で説明してみましょう。
口内炎を治すためには、実際にはビタミンB2以外のすべてのビタミンが摂取できていることが最低必要条件ですが、「マルチビタミン+単品のビタミン」のサプリメントを摂取すれば不足しているビタミンすべてをとることができます。
ビタミン含有量が不足しているうえ、あいまいな食事では難しい、口内炎の「治療をサポート」できるわけです。
このように不足している栄養素を補給、補完しながら、病気の「予防」と「治療のサポート」、こいう役割を十分に果たすことができるのがサプリメントなのです。
日本人用サプリメント補給法
日本人の代謝は、二つのサプリメント群を補うことによって改善されます。
(1)栄養失調を起こしている栄養素(ビタミン、ミネラル、プロテイン=植物性たんぱく質)必要な栄養素すべてが一定量そろわっていなければ「代謝」は改善されません。
前述したように、ビタミンでいえば、13種類すべてが過不足なく一定以上摂取され、吸収されていなくてはなりませふ。
13種類のなかで1種類でも1しかとれていなければ、ほかのビタミンが10とれていても全部のビタミンが1までしか代謝に利用できないのです。
現代食には、ビタミンのほかにミネラル、プロテインが不足しています。
これらをサプリメントでしっかり補給することによって、代謝が改善・促進されるようになるのです。
和食の副食の代表栄養素(レシチン、EPA・DHA、ファイバー=食物繊維)
サプリメントは欧米で誕生したものですが、日本人には、日本人に合ったサプリメントの摂取の仕方があります。
食を補完するサプリメントの使い方を身につけることが必要なのです。
日本人に向ノ総合栄養補助とはなにかを理解したうえで必要なサプリメントを補給しましょう。
日本人の食歴のうえで重要な副菜、大豆に含まれるレシチン、魚類に含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)、根菜に含まれるファイバー(食物繊維)が、日本人に必要な「ジャバニーズ・サプリメント」です。
サプリメントを補給する際の優先順位
サプリメントは優先順位を守り、それぞれの特色を理解してから利用すると効果的です。
マルチ(総合)ビタミンをとったうえで、とくに足りないビタミンを自分の体調や症状に合わせて摂取します。
優先順位1 ビタミン、ミネラル、植物性たんぱく質
優先順位2 食物繊維(ファイバー)、レシチン・EPA、DHA
優先順位3 そのほか、ハーブなどの機能性食品
まず、優先順位1は、現代食で栄養失調を起こしている栄養素でもありますが、同時に生命代謝に直接かかわる栄養素でもあり、不足することが許されない重要なサプリメントです。
優先順位2は、和食の副菜の代表的栄養素で、日本人に不可欠な必須サプリメントです。
これは日本人の食歴から、根菜類のファイバー、魚介類のEPA・DHA、大豆のレシチンとなります。
この優先順位1と2をしっかりとったうえで、優先順位3のハーブなど機能性食品をプラスしていきます。
ハーブは、体調・体質・病気などの状況に応じて、使い分けます。
気をつけたいのは優先順位1、2と、3の薬理作用をもつ機能性食品を混同してしまうことです。
たとえば、ポリフェノールを含む機能性食品には、「抗酸化作用はビタミンの数十倍」というキャッチコピーがつけられているのを目にすることがあります。
しかし、これらの機能性食品にはサプリメントが本来目的とする、栄養素の代謝をサポートする働きはまったくありません。
ポリフェノールとビタミンを同列に論じて、比較することは無意味なのです。
ハーブなどの機能性食品では、ビタミンやミネラルのもつ、代謝の働きを助けるという役割を肩代わりすることは絶対にできないのです。
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