活性酸素の害を防ぐフィトケミカル
からだの中で有害な活性酸素の除去にかかわる酵素には、活性酸素除去剤(スカベンジャー)と呼ばれる、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、グルタチオンベルオキシダーゼ(GPX)、カタラーゼという3種類の酵素があります。
また、一方で抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA(レチノール、β-カロテン)・C・E、またセレン、亜鉛、マンガンといった抗酸化ミネラルなどが、活性酸素を除去する主要三酵素の助酵素として働いています。

近年、野菜や果物、ハーブなどの植物がみずからの体内で生成する成分であり、強力な抗酸化作用をはじめさまざまな植物由来の有用物質を含む「フィトケミカル」が話題を集めています。左の写真は。肌の美容効果のあるフィトケミカル入りの煮物です。
フィトケミカルは植物の色素成分、芳香成分、ホルモン、化学伝達物質の総称ですが、害虫や有害な微生物に対する防御物質、受粉のために昆虫を誘引するフェロモン、強烈な紫外線(酸化)から自分を守る(種の保存)ために欠かせない抗酸化成分などであり、
人間はこれを食べることによって活性酸素の害を防ぎ、生体のホメオスタシス(恒常性)を正常に保っているのです。
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