ガラナ − 疲労回復、肉体的耐久力、スタミナ増強

アマゾン川流域に自生するつる性植物で、房の小さな赤い実をつけます。
何千年もの間、アマゾン川流域に住む先住民は、神からの贈り物、疲れ知らずの万能薬として、ガラナの実が熟してはじけ出た黒い種を乾燥させてお茶にしたり、ペースト状につぶして食べたりしていたそうです。
ガラナの薬としての利用法は、興奮剤、鎮痛剤、下痢の治療薬が主だったようですが、祭りのときなどはガラナ茶を飲んで3日3晩寝ないで踊り明かしたということです。
ガラナの原産国であるブラジルでは、市場に出回っている4分の1以上の飲料が主成分にガラナを含んでいるといわれるほどポピュラーなサプリメントです。
2002年のサッカー・ワールドカップでも、ブラジルの代表選手たちが愛飲していたことで大きな話題になりました。
カフェインの含有量は約3倍ある
ガラナの化学的な分析を最初に行ったのは、ドイツの植物学者セオドア・フォン・マルティウスですが、白い水晶のような苦い物質をガラナの種子から取り出すことに成功して、それをガラニンと命名しました。
これが後にカフェインと呼ばれるようになるのですが、ガラナの種子に含まれるカフェインは最大で5パーセントで、コーヒーの約3倍も含まれています。

ガラナには興奮作用をもつカフェインのほかに、鎮痛作用のあるアルテオフエリン、神経興奮作用のあるテオブロミンが含まれています。
とくにスポーツ選手の間では、ガラナの疲労回復効果、肉体的耐久力、スタミナや集中力の増強などに大きな関心が集まっています。
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