羅漢果エキス − 抗菌・消炎効果、確尿病予防、ダイエット効果
すぐれた抗菌・消炎作用のど飴に配合

羅漢果は中国の山西省の山岳地帯にしか自生しない、ウリ科多年草の果実です。
香りが高く非常に強い甘味があり、中国では古くからこれを乾燥させて保存し、不老長寿の薬として珍重してきました。
また、漢方の生薬「神栄」としても、活熱・止咳・去疾・肺の湿潤・造血・胃腸の機能促進・利尿・便秘など、病気の予防や治療に用いられてきました。
羅漢果の名前は、仏教修行者が到達をめざす完成の境地「阿羅漢呆」に由来するとも、清朝時代に山間部の少数民族ヤオ族の医師・羅漢がその薬効を明らかにした功績ともいわれ、清朝の国王は他国への持ち出しを禁じていた貴重な果実でした。
現代の中国では、羅漢呆を原料にした咳止め、ぜんそくの発作を抑えるシロップ剤や錠剤、熱湯を注いで飲む固形剤などが作られています。
日本でものど飴などに配合され、すぐれた抗菌・消炎作用が認められています。
甘さは砂糖の400倍なのに低カロリー
1983年、甘さが砂糖の300〜400倍という羅漢果の甘味成分に着目した徳島文理大学生薬研究所の竹本常松教授らは、驚くほど低カロリーの新しい甘味成分モグロサイド(配糖体トリテルペングリコシドの一種)を発見しました。
モグロサイドは難消化性のオリゴ糖と同じ食物繊維の仲間で腸管から吸収されにくく、ほとんどエネルギー(カロリー)になりません。
したがって血糖値の上昇を防ぎ、インスリンの過剰分泌を抑制することから、糖尿病の予防・治療にも、肥満改善のダイエットにもよい甘味成分として、大きな期待が寄せられています。
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