スッポンエキス − 疲労回復、精力増強、動脈硬化予防

スッポンは南米を除く熱帯から温帯にかけて、アジア、アフリカ、北米に広く生息する水生のカメの一種です。
中国では3000年前の、周の時代に王室の膳に供したという記述があり、滋養強壮、不老長寿の食べ物として珍重されていました。
中華料理に用いるスッポンのスープは漢方生薬の効用が認められ、コイ(鯉)の生き血と並ぶ強精効果があるといわれています。
日本では関東以西に広く分布しており、関西ではその丸い甲の形から「まる」とも呼ばれています。
ほかのカメと違う点は甲羅が柔らかく、首が長いところです。
スッポンは甲、爪、膀胱、胆嚢を除く部分がすべて食べられ、スッポン鍋、スッポン雑炊などの料理が有名です。
生き血は酒を加えて、強精剤や造血剤として飲まれています。
食用として出回るのは国内産(静岡・鳥取・佐賀など)の養殖物がほとんどで、天然物となると台湾、韓国、東南アジアからの輸入物になってしまうようです。
旬は冬眠に入る前の秋から初冬で、この時期のスッポンが最も脂が乗っていておいしいといわれています。
コレステロールの血管沈着を防ぐリノール酸
スッポンエキスは、良質のタンパク質(アルギニン、リジン、ヒスチジン、フェニールアラニン、チロシン、ロイシン、グリシン、アラニンなど18種類のアミノ酸)、カルシウム、鉄、ビタミンB群などを含んでいます。
また、動物性脂肪でありながら不飽和脂肪酸であるリノール酸が多く、血中コレステロールの血管壁への沈着を防ぐ働きが期待されています。
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