ローズヒップ − タバコの害を防ぎ、風邪を治すビタミンC効果
オレンジ・レモンを上回るビタミンC
ローズヒップはヨーロッパ原生種のドッグ・ローズ(犬バラ)、ローズ・カニーナなど、おもに野生バラの実のことです。
ドイツなど北ヨーロッパでは、冬の間のビタミンC不足を補うために、このローズヒップをハーブティーとして愛飲し、「北国のレモン」と呼ばれていました。
乾燥したローズヒップを熱湯で煎じてお茶として楽しむローズヒップティーには、さわやかな甘味とほのかな酸味があります。
酸味が苦手な人はハチミツを加えたり、ドイツ式にカルカーデ(ハイビスカス)と一緒に煎じると、飲みやすくなります。
甘い香りを放つバラの花が咲いたあと、最初は緑色だった丸い実はやがて橙色から濃い赤色に熟していきます。
完熟したローズヒップはオレンジやレモンの数十倍ものビタミンCを合んでいます。
風邪の引き始めにすぐれた効き目がある
ビタミンCは加熱すると壊れやすい性質がありますが、ローズヒップはビタミンCの吸収を助けて酸化を防ぐ水溶性ビタミン様物質、バイオフラボノイド(ビタミンP)を20パーセント含んでおり、熱を加えてもビタミンCが壊れにくく、体内でより効率的に吸収されます。
ビタミンCの所要量(1日の必要摂取量)50ミリグラムに対して、タバコ1本吸うごとに25〜1000ミリグラムのビタミンCを失うといわれます。
また、風邪のひき始めにはビタミンCの大量摂取がすぐれた効果を発揮しますので、とくに愛煙者はローズヒップのハーブティーを飲む習慣をつけて、タバコの害を減らし、風邪の予防や疲労回復に努めたいものです。
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