乳清タンパク − 強力な抗菌作用、免疫力のバックアップ
母乳タンパクは、ほとんどが乳清タンパク

乳清タンパクは牛乳から作られるタンパク質で、強い筋肉を作る「理想のタンパク質」とも呼ばれ、低カロリー・低脂肪・高吸収率のタンパク質であることから、筋肉を酷使するボディビルダーや運動選手に人気の高いサプリメント(乳清=ホエイとも呼ばれる)のひとつです。
牛乳には2種類のタンパク質があります。
牛乳からチーズを作るときに、チーズに固まるタンパク質がカゼイン(牛乳タンパクの約80パーセント)で、
残った絞り汁(乳清)に含まれるタンパク質で、
残りの20パーセントを占めるのが、ラクトグロブリン、ラクトアルブミン、ラクトフェリンと呼ばれる乳活タンパク成分です。
ちなみに、人間の母乳のタンパク質構成は牛乳とは異なり、乳清タンパクがほとんどで、カゼインはごく少量しか含まれていません。
ラクトフェリンの抗菌・抗ウイルス作用
すべての細胞にはグルタチオンという抗酸化物質が存在して、細胞を活性酸素の攻撃から守り、体内の免疫システムを活性化させています。
年齢とともにグルタチオン量が減少すると、アルツハイマー病などの発症や老化を促進させますが、乳活タンパクにはグルタチオンを増加させ、免疫を高める働きがあります。
乳清タンパクの成分のひとつ、ラクトフェリンには強い殺菌作用があり、胃ガンの原因となるピロリ菌、病原性大腸菌0-157、腸内の悪玉菌などを減らす効果があります。
また、肝ガンに進行しやすいウイルス性のC型肝炎患者にラクトフェリンを投与したところ、ウイルスの量が大幅に減少したとの報告もあります。
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