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ヨード(ヨウ素)新陳代謝の促進、成長期の発育
新陳代謝を高める甲状腺ホルモンの原料
ヨード(ヨウ素)は甲状腺ホルモンを作る主要な構成成分です。
消毒に使われるヨード(チンキ)は無機のヨードです。
これは劇薬なので外用のみに用い、服用することはできません。
のどの下にある甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、人体には成人で約25ミリグラム含まれていて、新陳代謝を促進する作用があり、とくに成長期の発育や皮膚や毛髪を美しく保つ働きにかかわっています。
脳下垂体前葉から分泌される甲状腺刺激ホルモンの指令を受けて、甲状腺はサイロキシン、トリヨードテロニンという2種類の甲状腺ホルモンを体内に送り出します。
そのうちのひとつ、活性型甲状腺ホルモンであるトリヨードチロニン(ヨードを含む有機化合物)には、神経細胞の内と外に溶けているナトリウム濃度のバランス(ナトリウムの細胞への出入り)を調整する働きがあります。
カテゴリー:ヨード(ヨウ素)の効果・効能
ヨードの欠乏が死産や流産を招くことも
ヨードが不足すると、脱毛や皮膚の異常、体力の低下、貧血、低血圧、成長障害などの症状があらわれます。
とくに妊娠時に体内のヨードが欠乏すると、死産や流産を招く可能性が高くなります。
やはり、ヨードの欠乏が関係する病気に甲状腺腫がありますが、ヨードの過剰摂取によっても起こります。
バセドー病など甲状腺機能克進症の治療では、ヨードの摂取が一部制限されます。
最近では血中コレステロール値を下げる、脂肪燃焼をうながすなどの実験報告もあり、動脈硬化の予防やダイエットへの期待も高まっています。
ヨードを多く含む食品には、コンプやワカメなどの海藻類があります。
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