全身に酸素を運搬、鉄欠乏性貧血の改善
新鮮な酸素を全身の細胞組織に供給する
鉄は赤血球の主要成分であるヘモグロビンと結びつき、生命活動に欠かせない酸素を吸気で取り込んで、往路で全身の細胞に新鮮な酸素を運搬し、
そこで生じた老廃物の炭酸ガスと取り替えて、復路で肺に運んで呼気で排出するという「ガス交換機能」の主役を務めています。
鉄は人体に4〜5グラムほど含まれていますが、その60〜70パーセントが血液中のヘモグロビンの中にヘム鉄という形で存在し、それは「機能鉄」と呼ばれています。
残りの鉄は「貯蔵鉄」として、肝臓や骨髄、牌臓などに蓄えられています。
最近、注目されているヘム鉄は肉類に多く含まれ、野菜に含まれる非へム鉄に比べて、生体内での吸収率が3倍も高いという特徴があります。
体内に吸収された鉄はほとんどタンパク質と結合して存在しているのですが、赤い色素タンパクであるヘモグロビンは、ヘム(ヘマト=血液)とグロビン(グロブリン=タンパク質)からつけられた名前であり、この赤血球中の鉄がとくにヘム鉄と呼ばれています。
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