パントテン酸はエネルギー産生の補酵素
パントテン酸は糖質や脂質の代謝に関与する、各種酵素の働きを助ける補酵素の役目を果たします。
とくにTCA回路でエネルギーを作り出すコエンザイムAという重要な物質(補酵素)がありますが、パントテン酸はそれを構成する主要な成分です。
ほかに、コエンザイムAには、除草剤や殺虫剤などに含まれる有毒な化学化合物に対する解毒作用もあるとされています。
また、体内の結合組織を維持する副腎皮質ホルモンの合成をうながし、糖質や脂質を利用するさまざまな代謝経路にかかわるほか、全身の免疫力や自律神経の働きを高め、血中の善玉(HDL)コレステロールを増やす作用などが認められています。
パントテン酸を多く含む食品には、レバー、牛乳、魚肉、ダイズ(納豆)、ピーナッツ、キノコ類があります。
「パントテン」とはギリシャ語で「どこにでもある」の意味で、ほとんどの食品に含まれますが、加工や調理の段階で半分が破壊されてしまうので注意してください。
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