妊娠中の女性には欠かせない葉酸
かつてはビタミンMとも呼ばれた葉酸(プテロイルグルタミン酸)は、約20種類の酵素の補酵素として、細胞内の遺伝子情報を満載したDNAを構成する核酸の合成にかかわっています。
葉酸が欠乏すると核酸の成分であるプリン核やチミンが合成されず、細胞の成長(分裂や分化)、DNAの形成がうまくいかなくなります。
これは細胞分裂・分化を繰り返し、成民する胎児に在天な影響をもたらします。
近年、米国政府や日本の厚生労働省でも、脳や脊髄の先天異常や発育不全を防ぐために、とくに妊娠初期の女性にはこの葉酸を多くとるよう勧めています。
ビタミンB12とともに葉酸は造血にも深くかかわっており、葉酸の欠乏は貧血(巨赤芽球性貧血)を引き起こします。
葉酸を多く含む食品は、ユダマメ、ソラマメなどの豆類、ホウレンソウ、芽キャベツなどの緑黄色野菜、サツマイモ、卵黄、牛乳、レバー、クルミなどがあります。
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